なんちゃってプロとして、それなりの数の宿根草を見たし植えたけど。
山は下界で拝めない植物に出会う。
気候区分によって何が育つか植生分布は違うが、山の植物は元々その土地にないものを誰かが持ち込まない限り、ほぼ自生種だ。
なのにナゼか敷地に、西洋紫陽花と水仙が我がもの顔で点在してる。
西洋紫陽花は薄い青色の花で、夏に緑のエッジを作っているので、まだヨシとしても、黄色の水仙は全くいただけない。
いくら帰化植物とはいえ、元は外来種。
安易に植えたものが増殖して、山の美しさを台無しにしているように思うのは、私だけだろうか。
偏見ですが、水仙がとても美しいと感動するのは、古城の庭園の大木の下一面とか、とか。
(他にまったく浮かばない・笑)
デザインの一部として熟慮され、群生する水仙は、息をのむ可憐さで見応えがある。
もし庭に植えるのであれば、水仙が増えてもよい場所で、自然風に馴染んで見えて、他の植物や建物と調和がとれ、かつ花後に黄変する葉の汚さが、隠れるよう計画して欲しい。
球根植物はどれも花後がね、、、。
と、長々水仙について熱く語ったけども、本題は「シシウド」。
平地でお目にかかる事が無いので、ググりましたよ。
草刈りせずに残しておいたら、伸びる伸びる。
2メートル弱?
しかも花も大きくて綺麗。
花火みたい。
山には山の植物の楽しみがある。
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純白の線香花火。
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自宅もセリ科が多い。
Wikipediaによると、シシウド属は世界に80種、海外では薬用・ハーブとして用いる。
海外では「アンジェリカ (Angelica) 」。
アンジェリカ???
聞き覚えがある。
「アンジェリカ・ギガス」という、珍しい赤紫色の品種を何度も育てているけど、翌年新芽が出ない。
これは暑さに弱いからだな。
シシウドは日本で、漢方薬として根を煎じて用いる。
浮腫や頭痛に効果あり。
新芽は苦くなく、美味しいみたいですよ。
食べてないし、食べたいかと聞かれたら、どうだろう、、、ほほほ。