どんくさい

人間はどんくさい、大きな猫らしい。

猫じゃないので、本当はどう見えてるのか分からないけど。
本を読むと、そのように書いてある。

風邪をひいて寝込んでいると、近くで見守っているのは、飼い主の身体を心配しているワケでは無くて、「あたしたちのご飯は大丈夫? ちゃんと作れるかしら?」
お世話係が給仕可能かを危惧しているとのこと。

どんくさい人間は、猫の下僕である。
遊んで欲しいとき、撫でてほしいとき、ブラッシングをご所望のときに「ニャッ!」と現れ、満たされると、さっさと去っていく。

ある夜、Dariya の短い鳴き声が聞こえた。
一緒に布団で寝たいのかと起き上がった足下に、お気に入りの縫いぐるみが、ぽつんと置いてある。
彼女は少し離れたところから、じぃーーーっとこちらを見つめている。
これは狩りで獲物を仕留めることすら出来ない、私へのプレゼントだ。
真夜中で寝ぼけていようと、感謝の意を表す。
そこが肝心。
よだれたっぷり。床の隙間に入れては出すを繰り返し、うっすら汚れた縫いぐるみに喜んでいると、満足そうに、ひと鳴きして消えた。

しもべも満たされニヤリ。

一緒だと暖かい季節がやってきた。


寝ていたのにうるさいと、すこしご不満気。
 

我が家の双子ニャンズがおチビちゃんだった頃。
肉球をチュパり、毛繕いしあい、一つのハンモックで寝て、グルグル喉を鳴らしながら、とにかくべったりだった。
2歳を過ぎた今。
追いかけっこをしたり、姿が見えないと探したりしてるけど、基本は単独、隠密主義。
大人の猫は、干渉しないルールがあるのかもしれない。


あし長いねぇ。。Mariya。
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