つき

よるの森は
高い木々にかこまれて、いつも真っ暗だけど。
明るい!と思ってのぞくと
木立に半月。
暗いと気づけないけど、雲も流れてるんだよねぇ。

真夜中
外から、カタン、ガたっ、ドスん
いろいろな音が聞こえる。
そぉっと覗いても
ふかく黒。
すこし怖いけど、何がいるのか確かめたいんだよねぇ。



そういえば数年前の夏。
夜中2時半に、自宅2階の窓から何気なく外を見たら、半袖シャツのおじさんが、用水路横の細い道をこちらに向かって歩いてた。
白シャツが、月あかりでぼぉーっと光る。
街灯も家も無い道を、懐中電灯も持たず、おじさんは1人で怖くないのかな。
そもそもなんでこんな時間に歩いているのだろう。
のぞき見してはいけない気がして、寝た。
>